特徴:
主にアフリカを原産地とする熱帯性のスイレンで、初夏から秋にかけて、エキゾチックなムードある花をたくさん咲かせます。通常の温帯性(耐寒性)スイレンの花は水面に浮かぶように花を開きますが、熱帯スイレンは力強く水面から立ち上がって花を開きます。また、温帯種に比べ花数も多く、開花期間も長いのが特徴で10月ごろまで花が見られます(中部関西地方基準)。花は朝開いて夕方には閉じますが、開閉を繰り返しながら、3日間咲き続けます。小さな容器で育てればコンパクトに育ち、家庭でも十分に楽しむことができます。

置き場所:
初夏から秋まではスイレン鉢やバケツなどに水をはり、鉢ごと沈めて、屋外の直射日光の当たるところに置きます。日当たりが悪いと花つきが極端に悪くなるので、室内での栽培は不可能です。水の深さは芽の上5〜20cmほどで、あまり深いと花つきが悪くなります。スイレン鉢のサイズは直径20cmほどでも栽培可能ですが、水面が広いほど管理が楽になるので、家庭では40cm程度がおすすめです。

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植え替え:
スイレン鉢などでの栽培なら植え付け容器は5号鉢が適当ですが、水面の広い容器や池などで栽培する場合、植え付け容器を大きなものに替えてやると生育も良く、花も大きくなります。用土は赤玉土に水を加えて粘土状に練ったものか田土を使います。

熱帯スイレン

肥料:
7〜10月まで毎月一回、スイレン用の肥料を5号鉢に1個、水中に溶け出さないように鉢のフチに沿って土に深く埋め込みます。埋め方が浅いと水中に肥料が溶け出し、水が汚れてしまいます。

Nymphaea

水替え:
水は極端に汚れない限り、入れ替える必要はありませんが、夏季の高い気温で蒸発して水位が減るため、様子を見ながら水を注ぎ足す必要があります。水が濃い緑色になる場合は、肥料養分が溶け出していることが多いので、水を全て替えるようにします。

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ムカゴ:
ムカゴのできる品種(ムカゴ種)の場合、ムカゴについた葉を切り離し、裏返しにして水に浮かべておくと発芽して小苗が簡単に作れ、繁殖することができます。7月〜8月の間なら、ほぼ3週間で立派な苗になり、すぐに植え込めば年内に花が楽しめるでしょう。

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冬越し:
屋外では冬越しできないので、室内で越冬させます。ある程度寒さにあわせて球根が硬くなってから行うのがポイントです。12月ごろ、寒くなってきて周囲に霜が降り、水面に薄氷がはるようになったら、球根を堀り上げ、葉と根をきれいに切り落として練った赤玉土に包み、空気に触れないようにビニル袋に密封して室内で保管します。越冬中の温度は5℃〜15℃程度が最適です。
4〜5月に球根を取り出して水中にいれ、暖かい室内の窓辺に置いて発芽してきたものを練った赤玉土で鉢に植え付けます。新芽の部分が土に隠れないように浅く植えるのがポイントです。球根が大きい時は鉢の中心に据え、球根を横にるすと良いでしょう。

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その他:
黄色くなった古葉は、早めに摘み取ります。3日間開閉を繰り返したあとの花は閉じて水中にもぐりますが、この花ガラをそのままにしておきますと水を汚したり、虫がついたりするので、早めに摘み取ります。アブラムシがついたら、浸透性殺虫剤のスプレーを軽くかけると効果的です。また、ボウフラ対策として、めだかを一緒に飼うことがオススメです。(※浸透性殺虫剤の使用は、葉の表面に軽く散布する程度なら、メダカにはほとんど影響ありません。)