赤塚シャクナゲガーデン



About Rhododendron

シャクナゲとは

ツツジ科の低木で、4月上旬から5月にかけて10数輪が集まったくす玉上の豪華な花を咲かせます。

花色は赤やピンク、青紫、白、黄色と非常に多彩で、華やかで気品のあふれるその姿から「花木の女王」と呼ばれ、欧米ではバラと並び最も人気のある花木となっています。(赤塚オリジナルシャクナゲ「スーパーローディー」シリーズについてはこちら


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Rhododendron Garden Story

シャクナゲガーデン ストーリー


赤塚植物園とシャクナゲの出会いは、1972年、赤塚植物園社長(現会長)の赤塚充良がアメリカの公園や庭園に咲く見事なシャクナゲを見たことから始まります。

子どもの頭ほどの花房が色とりどりに咲いている姿に魅了され、この花が日本中に咲き誇ることを夢見て、約40万本の苗を輸入しました。





しかし、アメリカから輸入した苗は、夏の暑さが厳しい日本の気候に合わず、苦労の連続でした。

“日本の気候に合うシャクナゲは日本で作るしかない”という思いで、自社でオリジナル交配を始めたのが1981年のこと。洋ランの生産で培ったメリクロン増殖技術を用いて効率的な育種選抜を行い、日本の夏にも負けない優良個体を数多く選出しました。



“弱くてすぐ枯れる”という今までのイメージを覆し、シャクナゲに親しんでもらうためには、元気に大きく育ったシャクナゲが見事な花を咲かせている様子を見てもらうのが一番です。

そこで、本来は高山性であるシャクナゲの栽培に適さない低地、しかも多くの車が通る県道沿いの生産農場の一部をシャクナゲガーデンとして設営し、20年の歳月をかけて育ててきました。





そして2013年、“アカツカシャクナゲガーデン”として一般公開を開始。

海外から導入してきた品種や、ここでしか見ることができない赤塚植物園自慢のオリジナル品種などを含め、200品種以上、約3,000本ものシャクナゲが咲き誇る姿は日本有数と自負しています。