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夏の間、たくさんの花を咲かせたタイタンビカスは、気温の低下にともない、開花する数が減っていきます。ついには、花が咲かなくなりますが、その後も、しっかりと葉を展開し、光合成をおこなって来年、開花するためのエネルギーを根に蓄えます。その貯蔵の工程も終了すると、地上部は、自然とかれあがり、右の写真のように枝だけが残ったさびしい状態となります。 |
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枝だけになったタイタンビカスは、地上部こそ枯れていますが、地中では、根が生き残っていて春の到来を待ち望んでいます。
つまり、地上部がなくなっている間も潅水が必要になります。そこで、冬の間、潅水を忘れないよう株元に草花を植えておきます。
そのためにまず、植え付けがしやすいように枝を落とします。 |
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B |
全ての枝を落としたら、草花を植えつけるためにタイタンビカスの株元に、少し用土を補充します。 |
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C |
土を補充したら、草花を植え付けします。この時点で、タイタンビカスの幹も切り取ってもかまいません。
選択する草花は、秋〜春にかけてキレイに咲いてくれてタイタンビカスが新芽を吹き始めるころには、枯れてしまうような秋植えの一年草がおすすめです。
ここでは、パンジー大苗3株とアリッサム混色大苗4株をうえつけました。 |
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D |
最後に、真ん中から突き出た、タイタンビカスの幹を切り取って終了です。
今回は、写真でタイタンビカスが植わっていることがわかるように20cmほど残して切っていますが、実際には、土の際ぎりぎりできりとっても特に問題はありません。
植え付け後は、草花用に肥料を追加してあげましょう。
路地植えなどの場合は、タイタンが植えてある場所が分かるように今回ほど残して切り取る方がいいかもしれません。 |
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