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植物の栽培方法と特徴

植物の栽培方法と特徴policy

イオニマス

イオニマス01
 魅力/特徴/日当たり/水やり
肥料/剪定/病害虫/植え替え
楽しみ方いろいろ

魅力
・寄せ植えを引き立てる名脇役
・暑さ寒さに強い、丈夫なカラーリーフ
・一年中楽しめる常緑性低木
・和洋どちらの装飾にも合う

特徴
日本に自生するマサキの仲間で、光沢のある葉に黄色や白の美しい斑が入り、欧米では観葉植物としてたいへん人気があります。また、欧米で品種改良されたものが新たに導入され、日本でも新しい観葉植物として人気を博しています。暑さや寒さにたいへん強く、日向でも日陰でも育つので、利用価値が高く、花壇苗や草花との寄せ植え材料にも使われています。

日当たり
屋外で育てるときは半日陰でも育ちますが、日当たりの良い方が葉色もよくなり丈夫に育ちます。
観葉植物として育てる場合は、明るい室内が適します。寒さには強いので、冬の間暖房の入っていないところでも大丈夫ですが、暖かい部屋に置く方が葉のみずみずしさを保てます。

水やり
用土の表面が乾いてきたら、鉢底から水がでるくらいたっぷり与えます。
寒さには強いので、冬も乾かし気味にする必要はありません。
カゴなどに入っている場合は一度カゴから取り出して鉢の底から水が出るくらいたっぷりと与えます。

肥料
春から秋までの生育期間は2ヶ月に一度、持続性肥料(化成の置き肥など)を鉢の上に置くか、週に一度、液体肥料を水やりがわりに与えます。

剪定
形を整えるために刈り込みをします。
春から秋までの間なら、刈り込んでもすぐに新芽が伸びてきます。
年に数回は刈り込んだほうが良いでしょう。

<斑入り品種の剪定
斑入りの品種を育てていたのに、普通の緑色の葉が出てくることがあります。
斑入りは「変異」したもので、緑色の葉が生えてくる場合があります。
緑色の葉の方が繁殖力が強いために、そのままにしておくと斑入りの葉より優勢になっていきます。
そこで、斑入りでない葉、枝は見つけ次第切り落とします。
この時期は問いません。

植病害虫
病気には強いですが、春~梅雨時期に灰色カビ病やうどんこ病が発生することがあります。
風通しや日当たりが悪いと発生しやすいので、混み合った枝は適宜切り落として通風と採光をはかりましょう。
また、ユウマダラエダシャク(シャクトリムシの仲間)やツノロウムシ(カイガラムシの仲間)、ハマキムシ、ハダニなどの害虫が発生することがありますので、薬剤をまいて予防するとよいでしょう。

植え替え
鉢植えは2年ごとを目安に、一回り大きな鉢に植え替えます。
植え替え適期は3月から5月上旬、または9月中旬から10月です。
春に植え替える場合は、なるべく芽が伸び始める前に行いましょう。
根鉢の用土を1/3程度くずし、鉢底石を入れて、深植えしないように植えつけます。たっぷりと水を与え、1週間ほど風の当たらない日陰で管理します。
用土は市販の培養土でかまいません。
庭植えの場合は、真夏と真冬を避ければいつでも植えつけられます。

楽しみ方いろいろ

<寄せ植えに>
<ハンギングに>
<垣根に>
※下の二枚は、イギリスで撮影された写真です。
<ウェルカムボードにも>
※商品名:ミュール・ベール